任天堂公式Twitterアカウントで岩田社長が語ったMedia BriefingをNintendo Digital Eventに変えた理由
任天堂の公式Twitterアカウント(@Nintendo)で岩田社長がMedia BriefingではなくNintendo Digital Eventを放送することになった経緯を語っています。
ちなみにここで言うMedia Briefingとは他社が今も行っているような、プレスや流通関係者などを集めて行うプレゼンテーションのことです。
[岩田]以前のMedia Briefing(記者発表会)には、メディア記者の方々だけでなく、証券アナリストの方々、流通関係者の方々、業界関係者の方々が参加され、インターネット中継が一般的になってからは、ゲームファンの方々にも広くご覧いただけるようになりました。#Iwatter
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) June 16, 2015
[岩田]一方で、参加者の方々が記者発表会に求めておられる情報は、立場によって大きく異なります。全ての方に満足していただくのは年々難しくなりました。そういう時期にNintendo Directという新しい方法が確立され、当社のE3はここ2〜3年で大きく変化しました。#Iwatter
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) June 16, 2015
[岩田]これが、かつてのMedia Briefingが、Nintendo Digital Eventに変わった背景です。流通関係者の方々向けには、Digital Event放映中の時間にお集まりいただいて、別途流通関係者の方々向けの発表会を開くことになっています。#Iwatter
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) June 16, 2015
任天堂が投資家向けの説明会の映像配信をやめたのと同様の理由のようですね。(かつては新作の発表を投資家向けの説明会ですることもあったが、現在はその役割はニンテンドーダイレクトに代わられている。つまり投資家には投資家のほしいビジネス的なビジョンに絞った内容だけを説明する場として投資家向けの説明会の役割を明確に分けた。)
すなわちそれぞれの立場の人がそれぞれの立場でほしい情報を得やすくするためにそれらを分けたということですね。
まあ確かに、ユーザが見る放送で流通の話しをしたり財務の話をしたりしてもしょうがないですものね。
というわけで、任天堂がなぜMedia Briefingをやめて録画放送にしたのかがよくわかりましたね。
では、また!